大人になる
大人になったなぁと感じるときはいつだろう。
そもそも大人ってなに??大人になるってどういうこと??
って疑問は消えないし、いくつになってもきっと答えなんて出ないんだろうけど、「少しは大人になったのかも」って感じる一つの指標は
今まで気付かなかった歌詞の意味に気付いたとき。
まさにNO MUSIC NO LIFE!!!!なLIFEを生きている私。
朝起きた瞬間から音楽をかけ、出かける際も家出る前から爆音ガンガン、公共交通機関でも人目をはばからずリップシング、リップシングじゃ事足りず踊りだし、小鳥も花も空もみんなお友達~☆とディズ○ープリンセスも真っ青になるほど歌い舞い人気のない道さえもステージに変え、今日も私はラララ歌うの~♪♪(ミュージカル)、音楽のない世界ならいっそ私を殺してくれませんか~♪♪(急に演歌)と本気で思っているくらい音楽が好きなのである。
そんな音楽好きな私だが、その時の状況や心境で今まで気付かなかった歌詞の意味にふと気付いたり、腑に落ちたりすることがある。
この前シャッフルでMONGOL 800の“あなたに”が流れハッとした。
「人にやさしくされた時 自分の小ささを知りました」
私は人に優しくできているんだろか、人の優しさに気付ける心を持っているんだろうか、とちょうど思い悩んでいた。そして
「あなた疑う心恥じて 信じましょう心から」
と続く歌詞に、ずばり自分の小ささを指摘されたような気がしたのだ。
この曲を初めて聞いたのは15年以上も前で、これまでに沢山聞いたり歌ったりしていたにも関わらず歌詞の本当の意味に気付けずにいたんだよね。
逆に歌詞を全く理解していないのに、いい歌詞と思い込んでた曲も数知れず。
そのうちの一つが、中学生のとき大流行したサスケの“青いベンチ”。
恋の意味も知らず(未だに知らんけど)、好きな人もいなかったくせに
「鬼いい歌~まじいい歌詞~サスケやばい~」
と友達と言ってたけど
「この声が枯れるくらいに君に好きと言えばよかった」
ってえらい薄っぺら~~い、やっす~~い歌詞やがな!!!!(サスケファンの方すみません)
声枯れるくらい好きって言うためには
す゛き゛ーーーーーーー!!!
き゛み゛の゛こ゛と゛か゛す゛き゛ーーーーーー!!×30
こんくらい大声で繰り返し叫ばな声枯れへんで、サスケはん???
そんな叫ばれたら、いくら美男子(美女)やとしてもドン引きやで???
ほんで君は来るだろうかって心配してたクラス会で元カノ(元カレ)に
「今だから言えるけどさー、あいつから気が狂ったように好きって大声で叫ばれたことあってさー、あんときはまじ恐怖感じたwww別れて正解ww」
って集まる度に酒の肴にされるのよ??
だから
「この声が枯れるくらいに君に好きと言えばよかった」
って後悔してはるみたいやけど、あんた声が枯れるくらい好きって言わんくてほんまよかったんやで??
あぁ、私は青春の歌さえも揚げ足とるような大人になってしまったのか。